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株式会社総合環境分析
技術部 技術二課
石川善久

 今回、この分析士の声を書かせていただくにあたり、何を書こうか非常に迷ったのですが、迷ったあげく自己紹介とLC、LC/MS分析士の勉強をしてという事を書きたいと思います。

 私は、専門学校東洋公衆衛生学院の環境科学科に3年間通っていました。現在この学校に環境科学科は無くなってしまいましたが、当時は昼間部に診療放射線学科と臨床検査技師科、夜間部には環境科学科がありました。夜間部の生徒には昼間は就職に繋がりそうなバイト先を紹介してくれる制度もあり、私も紹介してもらった分析会社でのバイトを始めました。これが、初めてのバイトであり環境分析との出会いでした。

 バイトでは最初に材料評価グループでお世話になりました。最初の仕事は、ボイラーの配管に付着したスケールの写真撮影準備です。金属の配管を切り、樹脂で固め、撮影する断面を磨く作業で、力の入れ具合で樹脂がすぐ斜めになってしまい、やり直しながら一日中磨いていた記憶があります。

 その後、環境グループでお世話になったときには、東京都23区の清掃工場から出る、燃さい、飛灰などのサンプリングに週に2~3日行き、それ以外の日は、ラボ内でフッ素やシアンの分析を行っていました。1日に20~30検体をひたすら分析し結果を出す仕事が苦にならず、分析の仕事が自分に向いているのかなと思った時でした。

 学校を卒業後2002年に㈱総合環境分析に就職しました。バイトでの経験も生かしつつ、技術一課でBOD、COD、SSなどの生活環境項目や金属分析を担当しました。2016年、クロマト分析を主に行っている技術二課に移動になり、LC-MS/MSを使用した飲料水中のハロ酢酸や河川や湖のLASの分析を担当しました。

 技術二課に移動になりクロマト分析自体が始めての私は、まずLCの参考書を読みましたが、全く未知の領域で、理解できないことが山ほどありました。しかしLC、LC/MS分析士初段試験を受験することになり、解説書を勉強したところ、参考書を読んでいた時よりも解説書は解りやすく感じました。そして、LC、LC/MS分析士初段に合格することが出来ました。問題を解くことで自分が本当に理解しているかを確認することにもなったので、基礎を学ぶのに非常に役立ちました。解説にはLC、LC/MSのポイントが書いてあるので、今でも気になったことを調べるのに解説書を見ています。

 今後はLC、LC/MSを扱う後輩にも資格取得を勧めるとともに、私も上位の段を目指し勉強したいと思っています。

 最後に、2018年度分析士会総会・研修講演会に参加した際に、新幹事として分析士会のお仕事をさせて頂ける事になりました。そして、ホームページ小委員としての役割をしっかりと果たしていきたいと思っています。

(2019年3月18日 記)

プロフィール

石川 善久Yoshihisa Ishikawa LC分析士初段,LC/MS分析士初段
略歴:専門学校東洋公衆衛生学院修了
2002年株式会社総合環境分析入社
趣味:音楽鑑賞

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