第 16 回 LC テクノプラザ ベストプレゼンテーション賞決定


標記 LC テクノプラザは過去 15 回、東京理科大学(神楽坂キャンパス、野田キャンパス)を会場として開催されてきましたが、第 16 回は井上剛志委員(東京化成工業)のお世話で北とぴあ(東京都北区王子駅前)15 階のペガサスホールで先週(5 月 12 日・13 日)開催されました。
参加者による投票の結果、以下の方々(敬称略)が各部門で上位 3 位に選出されました(投票者総数 60 名)。最上位者は来年開催される第 17 回 LC テクノプラザ(開催日未定)において表彰致します。

2011 年 5 月 16 日
液体クロマトグラフィー研究懇談会委員長
中村 洋


ベストオーラルプレゼンテーション賞
第 1 位 14 票 GO5 江藤幸聖(味の素)
第 2 位 12 票 BO10 長江徳和(クロマニックテクノロジーズ)
第 3 位 10 票 GO6 吉田達成(島津製作所)
ベストポスタープレゼンテーション賞
第 1 位 11 票 GP37 井上智統(アサヒビール)
第 2 位 8 票 GP26 湯地玲子(味の素)
第 3 位 6 票 GP38 太田達宏(帝京大学薬学部)
ベストテーマ賞 A 部門(前処理における諸問題)
第 1 位 15 票 AP14 寺田明孝(日本分光)
第 2 位 13 票 AP13 金澤昌之(資生堂)
第 3 位 10 票 AP15 海老原卓也(シグマ アルドリッチ ジャパン)
ベストテーマ賞 B 部門(分離における諸問題)
第 1 位 10 票 BO10 長江徳和(クロマニックテクノロジーズ)
第 2 位 7 票 BO11 津田葉子(日本ウォーターズ)
第 3 位 5 票 BP17 酒井芳博(関東化学)
ベストテーマ賞 C 部門(検出における諸問題)
第 1 位 14 票 CO40 太田達宏(帝京大学薬学部)
第 2 位 12 票 CP22 千田正昭(千田分析技術研究所)
第 3 位 11 票 CO41 松崎幸範(JX 日鉱日石金属)
ベストテーマ賞 G 部門(一般テーマ)
第 1 位 6 票 GP30 小林宏資(信和化工)
第 2 位 4 票 GP26 湯地玲子(味の素)
第 3 位 3 票 GO9 仲村大樹(埼玉大学大学院理工)

【注記】
ベストオーラルプレゼンテーション賞およびベストポスタープレゼンテーション賞の各得票講演は、その他の部門の順位から除外してあります。

主催
日本分析化学会液体クロマトグラフィー研究懇談会
共催
日本薬学会,日本化学会
後援
日本分析機器工業会
期日
2011年5 月12 日(木)・13 日(金)
会場
北とぴあ(15 階ペガサスホール
http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/facility/525/052549.htm
〒114-8050 東京都北区王子1-11-1 電話03-5390-1100
交通

JR 京浜東北線「王子」駅北口下車,徒歩2 分,東京メトロ南北線「王子」駅5 番出口直結、都電荒川線「王子駅前」下車,徒歩5 分

口頭発表
質疑応答を含めて集中テーマ,一般テーマは 20 分,LC 基礎技術講座,LC テクノレビューは 30 分,パネル討論発表は10 分。
ポスター発表
発表者は1 日目の11 時までに横90 cm,縦180 cm のスペースにポスターを貼り終え,2 日目の15 時以降に撤去してください。1 日目の15 時30 分から,各自150 秒以内で内容を紹介してください(パワーポイント使用可)。
座長へのお願い
ご担当戴きます講演開始の15分前までに,受付にお立寄りください。また,講演時間を厳守して進行戴きますようお願いいたします。
登録費
一般6,000 円,学生3,000 円。予約登録はしておりませんので,当日受付にてお支払いください。
技術・情報交換会
12 日(木)18 時より開催。 登録費とは別に参加費(4,000 円)を当日受付にてお支払いください。
機器・カタログ展示
60 cm×180 cm のスペースをもつ台を使用します。1小間につき,機器展示は 30,000 円、カタログ・書籍展示は 10,000 円。展示ご希望の方は,①希望する展示の種類,②申込小間数、③連絡先(電話・FAX 番号も)を明記し,3 月25 日(金)までに電子メール等でお申し込みください。なお、展示申込は先着順に受付け,満小間になり次第締切ります。
講演・LC テクノレビュー・展示申込先
〒278-8510 千葉県野田市山崎2641 東京理科大学薬学部薬品分析化学研究室内
第16 回LCテクノプラザ実行委員会 中村 洋
電話:04-7121-3660、FAX:04-7121-3660
E-mail:nakamura@rs.noda.tus.ac.jp
4 月以降はE-mail:nakamura@jsac.or.jp]
要旨提出先
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-26-2 五反田サンハイツ304 号
日本分析化学会LC懇係 田中
電話:03-3490-3351
E-mail:hm_tanaka@jsac.or.jp


第16 回LCテクノプラザ~プログラム

総合司会 佐々木久郎

第1 日(12 日、10.00-20.00)

10.00-10.10
開会挨拶(中村 洋実行委員長)

一般テーマ(G)

10.10-11.10
(座長:井上剛志・表 正克)
GO1
CP/AES を用いた缶詰食品中の金属分析(東京理大薬)○粂田恒宏・井上 明・中村 洋
GO2
アミノ酸のキラリティーに及ぼす紫外線の影響(東京理大薬)○今井奈々・井上 明・中村 洋
GO3
ヘッドスペースGC/MS による揮発性バイオマーカーの分離分析(東京理大薬)○加納絵里・井上 明・中村 洋
11.10-12.10
(座長:市川進矢・小林宏資)
GO4
Head-Space GC/MS によるヒト皮膚ガス成分の分離分析(東京理大薬)○丸山誉之・井上 明・中村 洋
GO5
CD 検出器を用いる19 種DL-アミノ酸の高速一斉分析法の開発(味の素1)・日本分光2))○江藤幸聖1)・山口麻衣2)・坊之下雅夫2)・水越利巳1)・宮野 博 1)
GO6
Comprehensive 型2次元LCーMSによる薬用人参の解析(島津)○吉田達成・田中健一朗
13.20-14.20
(座長:神田武利・安野和義)
GO7
ミトコンドリアDNA を用いた日本種ウナギ一括鑑定法の開発(2)( 静岡理工科大1)・光コーポレーション2)・雅水産 3)・あつみ4))○鈴木仁美3)・木本雅哉1)・吉添祐太1)・常吉俊宏1)・浅井 昂2)・上田 幹3)・久保田裕明4)・久保田隆之4)
GO8
HPLC-ESI/MS によるグリコヘモグロビンの解析(病態解析研)○菱沼義寛・佐藤麻紀・岡橋美貴子・星野忠夫
GO9
C18化学結合型シリカゲル細孔内における水の状態変化を利用した液-気分離系の構築,口頭(埼玉大院理工)○仲村大樹・近藤善紀・齋藤伸吾・渋川雅美

集中テーマ(B)分離における諸問題

14.20-15.20
(座長:常吉俊宏、松崎幸範)
BO10
粒子径2.6m のコアシェル型シリカC18 充填剤の分離特性(クロマニックテクノロジーズ) ○長江徳和,山本孝治,門田千明
BO11
低濃度ギ酸移動相条件下における塩基性化合物のピーク形状改善(日本ウォーターズ)○津田葉子、佐々木俊哉
BO12
HPLC における芳香族炭化水素の分離挙動(JX日鉱日石エネルギー)正田隆志、阿部 美穂子、木村信治、〇木村一彦、下郡綾子、大上奈央、松崎幸範

ポスター紹介

15.30-16.30
(座長:石井直恵・伊藤誠治・大久保克哉・高橋あかね・西岡亮太)
集中テーマ(A)
前処理における諸問題
AP13
除リン脂質および除タンパク機能を有する前処理固相カートリッジの基本特性(資生堂)○荒井裕子、日山史子、神田武利
AP14
アセトニトリルを前処理溶媒として用いるコントロール血清中医薬品成分の抽出法の検討(日本分光)○寺田明孝、佐藤 泰世、坊之下雅夫、宮路敏彦、齋藤宗雄
AP15
HybridSPE-Phospholipid を用いた生体中微量薬物分析におけるハイスループット化の検討(シグマアルドリッチジャパン)○海老原卓也、Craig Aurand
集中テーマ(B)
分離における諸問題
BP16
微少粒子充填カラムの効率・耐久性の改善について:粒度分布・カラム圧・耐圧・カラム本体内面の検討(クロマニックテクノロジーズ)○長江徳和,山本孝治,門田千明
BP17
二反応性ODSカラム Mightysil RP-18GPⅡの性能(関東化学)○酒井芳博
BP18
液化二酸化炭素と有機溶媒の混合流体を用いるクロマトグラフィー-高濃度モディファイアを用いた超臨界流体クロマトグラフィーの検討-(日本分光)○岩谷敬仁、堀川愛晃、坊之下雅夫、宮路敏彦、斎藤宗雄
BP19
EN 15662 に従い Dispersive SPE (QuEChERS)により前処理した残留農薬の Ascentis®Express RP-Amide HPLC カラムでのLC-MS/MS 分析(シグマアル土リッチジャパン)○松本真理子、Roberto Ferrari、Enio Belotti、Luca Meni、Marco Ruggeri
BP20
ミックスモードカラムによるイオン分析の応用(東京化成工業)井上剛志、○山口 努、 長谷川恵子
BP21
ポリマレイミド光学異性体分離用カラムの特性(東京化成工業)○井上剛志、山口 努、長谷川 恵子
集中テーマ(C)
検出における諸問題
CP22
オンライン電気化学/MS –医薬品/非生化学的代謝予測のための新しい装置(千田分析技術研究所)○千田正昭
CP23
電気化学/MS による新しい分析-高感度化、タンパク質の分解、医薬品とタンパク質の結合、代謝産物の合成―(千田分析技術研究所)○千田正昭
一般テーマ(G)
GP24
フォトダイオードアレイ検出器による爆発物の高感度UHPLC 分析(アジレント・テクノロジー)○熊谷浩樹、見勢牧男
GP25
CAPCELL PAK IF 2 の基本特性(資生堂)○廣江宜久、長谷山和子、五十嵐保生、田中 功
GP26
2次元ナノLC-MS/MS を用いた微量タンパク質の同定・定量技術―唾液中の低栄養マーカーの探索―(味の素1)、九州歯科大学2))○湯地玲子 1)、山田尚之 1)、石川弘紀 1)、宮野博 1)、染川慎治 1)、河合美佐子 1)、畝山寿之 1)、鈴木榮一郎 1)、稲永
清敏2)
GP27
コアシェル型シリカ C18 充填剤および全多孔性シリカ C18 充填剤との分離比較(コアシェル型シリカ C18 充填剤および全多孔性シリカC18 充填剤との分離比較(クロマニックテクノロジーズ)○長江徳和,山本孝治,門田千明
GP28
リサイクル分析法の原理と応用例の紹介(センシュー科学)○賀張英雄、安野和義
GP29
アジレントの生体高分子向けサイズ排除・イオン交換カラムについて(アジレント・テクノロジー)○松下邦明
GP30
MEMS技術を利用した逆相HPLC 用マイクロ流路チップの特性(信和化工)○小林宏資
GP31
LC/MS/MS 法による内因性ステロイド濃度測定(小野薬品工業)○須那秀陽、吉本直樹、橋本義孝、小川幹男
GP32
HPLC を用いた食品機能性成分ポリフェノールの分析(日立ハイテクノロジーズ)○吉岡千尋、清水克敏、石川昌子、中川裕章、豊崎耕作
GP33
LC-MS による工業製品中の環境負荷物質分析(フジクラ)○市川進矢
GP34
食品中アフラトキシンの高速高感度分析(島津製作所)○野村文子、渡邊京子、小林まなみ、西根 勤、三上博久
GP35
ポストカラムpH 緩衝化-電気伝導度検出法による有機酸の超高速分析(島津製作所)○渡邊京子、大垣内 誠、家氏 淳、三上博久
GP36
迅速かつ効率的なメソッド開発を実現するハイブリッド粒子カラムYMC-Triart C18(ワイエムシィ)○表 正克、佐藤高、小路庸子、栗山尚浩
GP37
ビール醸造工程における食品中リスク因子の挙動研究(アサヒビール) ○井上智統、永富康司、宇山敦生、望月直樹
GP38
喫煙者及び受動喫煙者中ニコチン及びコチニン濃度の比較(帝京大薬)○太田達宏、内野功二郎、安田 誠、山岡法子、馬渡健一 、金子希代子 、中込和哉

ポスター発表コアタイム

16.30-18.00
(モジュレーター:大津善明・北牧祐子・工藤 忍・熊坂謙一・小池茂行・合田竜弥・神山和夫・児玉竜二・小山 隆・坂 真智子・高橋 豊・竹澤正明・中里賢一・中村立二・細野寛子・矢野 剛)
技術情報交換会
18.00-20.00(司会:岡橋美貴子)
(1)実行委員長挨拶
(2)来賓挨拶
(3)第15 回LC テクノプラザベストプレゼンテーション賞受賞者表彰

ベストオーラルプレゼンテーション賞:宮野 博(味の素)

ベストポスタープレゼンテーション賞: 山本文子(島津)

ベストテーマ賞 A部門(前処理における諸問題):山本栄一(エーザイ)

ベストテーマ賞 B部門(分離における諸問題):太田達宏(帝京大薬)

ベストテーマ賞 C部門(検出・データ解析における諸問題):酒井名朋子(日本ミリポア)

ベストテーマ賞 D部門(未解決の諸問題・教育的失敗例): ・ベストテーマ賞 G部門(一般テーマ):柿木康宏(アサヒビール)

(4)ラッキーパーソン・プレゼント抽選会

第2 日(13 日、9.10-16.50)

LC テクノレビュー 1

9.10-9.40
(座長:渋川雅美)
TO39
Antec 社 ROXYTMシステムの紹介―EC/MS,EC/LC/MS での医薬品代謝シミュレーションの成果―(千田分析技術研究所)○千田正昭

集中テーマ(C)検出・データ解析における諸問題

9.40-10.20
(座長:佐々木久郎)
CO40
光照射により生じるニコチン及びコチニンの蛍光体の解析(帝京大薬)○太田達宏、中村俊貴、安田 誠、山岡法子、馬渡健一 、金子希代子、中込 和哉
CO41
HPLC による芳香族環タイプ分析における示差屈折率検出器の感度特性(JX日鉱日石エネルギー)○松崎幸範

パネル討論 「UHPLC~装置編~」

10.20-11.50
(座長:中村 洋)
SO42
我が社のUHPLC 装置(日本ウォーターズ)○佐々木俊哉
SO43
我が社のUHPLC 装置(島津製作所)○吉田達成
SO44
我が社のUHPLC 装置(日立ハイテクノロジーズ)○伊藤正人
SO45
我が社のUHPLC 装置(日本分光)○坊之下雅夫
SO46
我が社のUHPLC 装置(アジレント・テクノロジー)○見勢牧男
SO47
我が社のUHPLC 装置(日本ダイオネクス)○大河原正光

LC テクノレビュー 2

11.50-12.20
(座長:千田正昭)
TO48
非接触電気伝導度検出器のHPLC への応用(アクト・サイエンス株式会社)○渡邉雅信

パネル討論 「UHPLC~カラム編~」

13.00-14.30
(座長:中村 洋)
KO49
我が社のUHPLC カラム(日本ウォーターズ)○佐々木俊哉
KO50
我が社のUHPLC カラム(島津製作所)○吉田達成
KO51
我が社のUHPLC カラム(日立ハイテクノロジーズ)○伊藤正人
KO52
我が社のUHPLC カラム(シグマアルドリッチジャパン)○海老原卓也
KO53
我が社のUHPLC カラム(グレースジャパン)○渡辺一夫
KO54
我が社のUHPLC カラム(化学物質評価研究機構)○須藤良久
KO55
我が社のUHPLC カラム(アジレント・テクノロジー)○熊谷浩樹

LC基礎技術講座 1

14.30-15.00
(座長:橋本義孝)
LO56
はじめての前処理(日本ウォーターズ)○佐々木俊哉

LC基礎技術講座 2

15.15-15.45
(座長:長江徳和)
LO57
はじめての逆相分離(ジーエルサイエンス)○黒田育磨

LC基礎技術講座 3

15.45-16.15
(座長:宮野 博)
LO58
はじめての検出(島津製作所)○三上博久

LC基礎技術講座 4

16.15-16.45
(座長:望月直樹)
LO59
はじめてのLC-MS(日本電子)○山本敏人


16.45-16.50
閉会挨拶(中村 洋実行委員長)